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CBDとアントラージュ効果。製法による違いをご説明!

アントラージュ効果とは

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CBDオイルは一般的に、CBDの保有量や CBD濃度%だけに注目があつまる傾向がありますが、それ以外にもCBDオイルで選ぶ上で大切なポイントがあります。

CBDの効果を最大限に引き出すには、CBD以外にもヘンプに含まれるその他のカンナビノイド天然成分とテルぺン類などの天然エキスが必要不可欠です。これらの成分が余すことなく入るオイルをフルスぺクトラム・オイル(ブロードスペクトラム・オイル)と呼びます。カンナビノイド天然成分には CBD以外にもTHC、CBDA、CBG、CBNなどが含まれ、天然エキスにはミセルン、リモネンなどのテルペン類が含まれています。

これが互いに重なり合うことで相乗効果が生まれ、CBDの効能を何倍にも跳ね上げると言われています。わかり易く言うと、CBD単体で摂取するよりも、同じ麻に含まれる複数の成分を同時に摂取した方が良いと言うことです。

これをアントラージュ効果と呼びます。最先端のCBDの研究では、CBDの濃度以上にアントラージュ効果を引き出すことが次の研究テーマになっています。

CBDの製法による違い

「アイソレート」「ブロードスペクトラム」「フルスペクトラム」というワードを耳にした事はありますか?

これらは全てCBDの製造方法の名称です。製法によってCBD製品に含まれる成分・効果・価格などが異なりますので、自分に最適なCBD製品を選ぶためにも是非知っておきましょう!

アイソレート

麻にはCBDやTHCなどのカンナビノイド成分が100種類以上、さらにテルペンやミネラルなどの成分も加えると、総数400種類以上の成分が含まれています。
アイソレート製法とはそれら多様な麻の成分からCBD成分(カンナビジオール)だけを抽出する製法で、このCBD成分だけを配合したものがアイソレート製品となります。

抽出されたCBD成分の事を「CBDアイソレート」などと呼びますが、CBDアイソレートは純度99%のCBD成分で、CBD以外の成分は含まれていません。もちろん、THCは含まれていません。

CBD成分だけなので前述したアントラージュ効果(相乗効果)は期待できませんが、ドーピングに該当しないので欧米では愛用しているアスリートもいます。

また成分がCBDだけとなりますので、その品質は原料である麻や栽培する土壌が大きく影響します。品質の定かでない麻や汚染された土壌で栽培されていないか、購入前にチェックすることがポイントです。

 

◎アイソレートの特徴
・麻に含まれるCBD(カンナビジオール)以外の成分を除去したもの。純度99%のCBD
・アントラージュ効果は期待できない
・ドーピングに該当しないので愛用するアスリートもいる
・麻特有の風味、苦味などがほとんど残っていない。そのため摂取しやすく初心者にオススメ!

ブロードスペクトラム

CBD以外のカンナビノイド成分や、その他のミネラルやテルペンなどの成分も含んだCBD製品のことを、ブロードスペクトラムと呼びます。

もちろんTHCは含まれていません。

CBD以外の成分も含まれているので、アントラージュ効果によってアイソレートよりも高い効果が期待されます。メーカーによっては「THCだけを除去した」とか「CBD以外の成分も含まれている」とか説明が違うこともあり、ブロードスペクトラルとしての明確な定義は現状ではないようです。「CBD+他の成分」が含まれていればブロードスペクトラルということになります。

 

◎ブロードスペクトラムの特徴
・CBD以外の成分も含まれている
・アントラージュ効果によって高い効果が期待される
・THCは含まれていない
・麻特有の風味、苦味などが残っている

フルスペクトラム

麻に含まれる全ての成分を含んだCBD製品がフルスペクトラムです。

その最大の特徴はTHCも含まれていることです。

THCも含めた麻の成分が全て含まれていますので、アントラージュ効果も最大限に発揮されることが期待されています。但しTHCの含まれる量には制限があり、アメリカではTHCは0.3%以下と決められています。

もちろん、日本では0.1%だろうが認められていません。THCが入った製品を所持しているだけで違法となりますので、購入する時は気を付けてください!

◎フルスペクトラムの特徴
・麻に含まれる全ての成分が含まれている
THCが含まれている
・アントラージュ効果が最大限に期待できる
・麻特有の風味、苦味などが残っている

まとめ

experiment

私たちの体は本当にうまくできていて、一つの成分が多すぎたり少なすぎたりするとフィードバックがかかり、自動で症状が調整されるようになっています。

そのため単一の成分では効果に限界があります。カンナビノイドに関しても色々組み合わせた方が、効果は大きく、副作用は小さくなります。一つひとつの生薬を組み合わせて新たな大きな効果を生み出す漢方薬と似ている気がします。

CBDの可能性について、知れば知るほど興味がわいてくると思います。色々なCBDオイル製品をチェックされると思いますが、忘れないでいただきたいのが、その製品がCBDの他に何が含まれているか、ということです。CBD、そしてそこに+αとして加えられている成分にも、ぜひ着目していただきたいと思います!

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