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CBD電子タバコの安全性とメリットとデメリット

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様々な疾患や健康、美容に良いとして注目を集めているCBD。

オイルやクリーム、サプリなど様々な商品が販売されていますが、なかでもCBDべイプなどの電子タバコは若者層の間で人気を集めています。

CBDの電子タバコに使用されるリキッドには、CBDのほかにもVG、PGなどといった成分が含まれますが、一体これは何なのか、またその安全性について疑問に思う方もいますよね。

今回はそれらの成分や電子たばこのメリット、デメリットについてお伝えしていきます。

CBDリキッドの成分であるVG、PGとは

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CBDリキッドには、CBDのほかにVG、PGなどの成分が含まれています。

これらの成分は一体何なのか、肺から取り入れても大丈夫なのか、など安全性についてお伝えしていきます。

VG(植物性グリセリン)

VGはアルコールの一種で、ヤシの実などの植物原料から作られ、VGを使用することでより吸った際のミストの量を増やすことができます。

食品添加物や化粧品、医薬品などにも使用されている安全な成分です。

しかし、このVGを加熱することで「アクロレイン」という有害物質が発生することがわかっています。

しかし、アクロレインは自然界にも存在する物質で、電子タバコの使用により吸入する量はごく少量であることから、健康に大きな害を及ぼすことはないと考えられています。

PG(プロピレングリコール)

PGもVG同様に食品や医薬品、舞台でのスモークなどにも使用されている物質で、FDA(米国食品医薬品局)でも一般的に安全とみなされています。

そのため、PGも電子タバコで吸う程度の量では身体に大きな影響をもたらすことはないと考えられています。

しかし、長期的な使用ではアレルギーが出る可能性があるともいわれていますので、注意する必要があります。

また、PGは猫に対する影響が認められており、PGを使用したキャットフードの製造は禁止されています。

そのため猫を飼っている方は、猫の前での使用は避けた方が良いでしょう。

CBDリキッドのメリットとデメリット

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CBDを使った商品には、CBDリキッドの他にCBDオイルやCBDグミ、CBDワックスなどさまざまな種類があります。

そんな中、電子タバコでCBDリキッドを使い、蒸気摂取するメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

CBDリキッドのメリットは以下の3点です。

  • 摂取効率が良く、効き目の体感も早い
  • 休憩がてら摂取できる
  • ニコチンなしのVAPEでも満足感がある

それでは1つずつ詳しく見ていきます。

摂取効率が良く、効き目の体感も早い

摂取したCBDに対して、体内に吸収されて血流に入り、利用される割合のことを「生体利用効率」と呼びますが、CBDリキッド

はこの生体利用効率に優れています。

舌下投与でCBDオイルを摂取する場合の生体利用効率は15~20%程度なのに対し、CBDリキッドは40~50%と言われており、

摂取量に対する効き目がかなり違います。

ちなみに、VAPE用CBDオイルというのは基本的にありません。

経口摂取用のオイルをVAPEで気化させて摂取すると、かえって体に悪影響を与える可能性があります。

間違えやすいですが必ず、CBD E-liquidなどと表記されている製品を使用しましょう。

休憩がてら摂取できる

CBDリキッドの場合、VAPEを使って蒸気化したものを吸引して摂取します。

そのため休憩がてらCBD吸入ができるというのも魅力です。

毎日持ち歩けば、仕事の合間や休憩中にも気軽にCBD吸引ができます。

ニコチンなしでも満足感がある

CBDを摂取するとリラックス効果が得られるといわれています。

そのため、紙巻きタバコや加熱式タバコによって強い依存性のあるニコチンを摂取しなくても満足感が得られるため、禁煙したい方にもおすすめです。

 

デメリット

CBDリキッドのデメリットは以下の2点です。

  •  CBDリキッドOKのVAPEが必要
  •  効き目が切れる時間が早い

CBDリキッドOKのVAPEが必要

CBDリキッドを蒸気化する際の温度設定は非常に重要で、適切な温度でないと吸引時に喉を痛めることがあります。

そのため、CBDリキッドを使う際はCBD専用のVAPEが必要です。

 

効き目が切れる時間が早い

CBDリキッドは、摂取してから効果を感じるまでは早い一方、効き目の持続時間が短いというデメリットがあります。

就寝前に摂取してぐっすり眠りたいという方は、持続時間の長いCBDオイルが向いているでしょう。

 

CBDリキッドの吸い方の注意点

CBDリキッドを実際に利用する際の注意点をご説明します。

正しい吸い方でCBDの効果を実感できるようにしてください。

 

温度設定

CBDリキッドを使用する際はVAPEの加熱温度の設定が重要となります。

高い温度でCBDを加熱してしまうと有効成分が燃焼し、効果が薄まってしまいます。

温度設定は195~225度ぐらいが適しているので、CBD専用VAPEや温度設定の可能なVAPEを用意してください。

深呼吸せず、ゆっくり吸い込む

蒸気化したCBDリキッドを吸引する際は、深呼吸はせずにゆっくりと吸い込んでください。

吸い込み過ぎたり、焦って吸い込んだりすると咳き込んでしまうことがあるので注意しましょう。

肺にしばらく溜めて、時間をかけて吐き出す

CBDリキッドを使う目的は、CBDを肺の毛細血管を通じて体内に吸収していくことにあります。

そのため、蒸気を吸い込んだら、しばらくの間肺に溜めた上でゆっくりと吐き出しましょう。

目安として10秒ほどかけて吐き出すとよいでしょう。

最後に

CBDの有無に関わらず、紙たばこよりはリスクが少なくとも、電子たばこにもある程度のリスクはあります。

このことを踏まえた上で、使用の判断をした方がいいと言えます。

ですので、健康リスクが気になる方はよりリスクの少ない商品を選択したり、電子タバコではなくCBDオイルやバームなどでの

摂取に切り替えるなどして、より安全にCBDを取り入れるようにするのがおすすめです!

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